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【報告】2/20(土)「ソーシャルファイナンスフォーラム2010」
momoレンジャーのおぎーです。

2/20(土)に行われた「ソーシャルファイナンスフォーラム2010」についてレポートします。
今回のフォーラムは過去に開催されたSF研の集大成ともなるイベントで、
「出し手」「貸し手」「借り手」の視点から
日本及び東海地域での「ソーシャルファイナンス」の可能性や将来像について議論しました。



フォーラムの前半では、
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) の水谷衣里さんから
「ソーシャルファイナンスで地域をつなぐ基盤をつくる」をテーマに講演いただき、
「ソーシャルファイナンス」の定義の多様性や日本や欧米の各種事例紹介がありました。

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「ソーシャルファイナンス」という言葉は最近様々なところで耳にしますが、
「ソーシャル」と「ファイナンス」の2つを取っても、
それぞれ人によって認識の違いがあることが印象的でした。
例えば、「ソーシャル」が意味するものは、
ソーシャルビジネス自体を対象としていると考える人もいれば、
ネガティブなものへ投融資しない、ポジティブなものに積極的に投融資するなど
「社会性に配慮した金融」と捉えている人もいるとのことです。

また、「ファイナンス」についても、
「金融分野のオルタナティブ」と捉える考え方がある一方で、
ファイナンスとファンドレイジング(寄付等の資金調達)を組み合わせて、
「ソーシャルファイナンス」を「ソーシャルビジネスの資金調達手段」として捉えている考え方があるそうです。
momoとしても、NPOやコミュニティビジネス等への支援について、
寄付等のファンドレイジングとの組み合わせが必要という議論があり、
改めて「ソーシャルファイナンス」の可能性についての視野が広がりました。

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事例紹介では、日本の金融機関のNPO融資制度、NPOバンク・市民出資の状況、
欧州のソーシャルバンク(トリオドス銀行等)、米国のコミュニティ開発金融機関(CDFI)の事例について
幅広くご説明いただきました。
CDFIは、日本の信金や信組とNPOバンクの中間に位置するような組織であり、
日本の金融システムにも導入しやすいシステムであると思いました。

最後に、後半の各分科会への橋渡しとして、
(1)お金の出し手へのインセンティブが作れるか?
(2)受けた側のキャパシティビルディングができるか?
(3)透明で、市民感覚に裏打ちされた運営ができるのか?
という提言をいただきました。
これら3つの視点を元に、「ソーシャルファイナンス」を広めていくうえで、
「出し手」「貸し手」「借り手」の3者がいかに協力し、
「ソーシャルファイナンス」の輪を広めていくのかを各分科会で議論していきました。
(第1/2/3分科会の詳細については、改めてmomoレンジャーがレポートします。)

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フォーラム全体の議論を先取りすると、
「ソーシャルファイナンス」の普及に向けては、
「出し手」「貸し手」「借り手」の3者が協力していく上で、
今回のフォーラムのような議論の場の必要性を強く感じました。
参加者も金融機関、企業、NPO、SB/CB事業者、行政等いう様々な分野からご参加いただき、
非常にバランスの取れた議論ができたと思います。
こういった様々なステイクホルダーとのコミュニケーションや対話の機会を
これからも継続に実施していくことが求められると思います。
また、今回momoがこのフォーラムを開催したことも、
異なる分野の方々とコミュニケーションを取るよいきっかけとなりました。

今後ともmomo・SF研では、今回のような場づくりや
「ソーシャルファイナンス」普及に向けた新たなしかけづくりを考えてきたいと思います。
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by momobk | 2010-03-26 11:20 | レンジャー奮闘記
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