GW中に名古屋に帰ってきたmomoレンジャーののぶです。
今回の講座の第一部の様子をここでお伝えします。 第一部ダイレクトダイアログの講座はmomoの融資先のひとつである「株式会社 バリオーサ」の中山氏を講師としてお招きし『NPO団体が市民から信頼を得て会費・寄付を得るにはどうしたらいいのか』についてmomoを事例にワークショップを行いました。 ダイレクトダイアログ(直接対話で資金調達)とは、たくさんの人が集まるようなところで、団体の活動内容を直接人に口頭で説明し、その場で会員や寄付を募集するというものです。 今回の講座の参加者は9名でした。3グループに分かれて、グループ討議し発表を行いました。参加者の半数以上がmomoレンジャーだったということもあり各グループ共に充実したダイレクトダイアログの手段を考えていました。 ダイレクトダイアログには構成要素が4つあります。 1関係づくり 2問題提起 3解決策 4支援依頼 です。 ここで重要なのがダイレクトダイアログを作成するときのポイントは『逆算すること』です。まず支援依頼のゴールを設定しそのゴールへ向かうように解決策、問題提起を考えていきます。支援依頼のゴールでは『momo側の立場で会員・寄付の募集を考える』のではなく、『相手がmomoという団体に関わった時の立場から考える』ということが大切です。 説明をしていると一見相手を説得してしまいがちですが、相手にどう気づきを与えることができるかで次の行動(会員・寄付)につながります。 もちろんそれ以外にもわかりやすく理解してもらうためにプレゼンフォルダという数ページの冊子を作製し、写真やイラストで色合いで視覚的に変化を持たせることも大切です。 講座が終わってから、一人帰りの新幹線で過去の経験を振り返っていました。ダイレクトダイアログという言葉を知らなかった学生時代の頃(もう3年くらい前の話)の僕が当日も栄で開催していたアースデーのようないくつかのイベントのブース出展に参加していました。その時もmomoをたくさんの人に知ってもらって、一人でも多くの人がmomo会員となってくれるように募集活動をしていました。実際に多くの人がmomoには興味を持ってもらいましたが、次の行動(会員・寄付)をその場でしてくれるということはほとんどありませんでした。 いま考えると『募集側のmomoとしての立場』と『相手がmomoという団体に関わった時の立場』の意識の違いがあったと思います。 今回の講座をもっとレンジャーの間で練って次回のブース出展のような広報の場でこの講座から得たことを生かしてみたいです。
by momobk
| 2009-05-11 19:51
| レンジャー奮闘記
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